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描きおろしヘッダー画像の、解説を

線画を描く!!

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 はい、まずはこちらが線画になります。

PC上でペンタブでかいてますので紙は使ってません。

まあデジタルは何度も描き直せるのでこの程度のイラストの場合

紙はほぼほぼ使いませんね。

個人的にはこのようなイラスト絵において線画は骨格部分、基礎になる部分だと

思います。

 

とても重要な部分で、どの部分がどのような形なのかを決定づける部分ですので

線画がどういう線を形作るかによってその後完成される作品も大きく変化します

 

着色!

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次に着色です!

どれから塗っても自由ですが自分はまずベースとなる肌色から塗ることが多いです。

一応レイヤーもわけて塗ってます!

 

レイヤー=層です。デジタル上では何層でもレイヤーを変えて描けるので、影だけ別のレイヤーに分ける、といったことが簡単にできます。

 

この絵の場合も、ベースの肌色、影、光、等々、肌色部分で5,6枚に分けてあります。

 

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こちらが肌色部分の完成形。

頬に赤みをのせて、あとは影に環境光を反射させます。

ここで少し環境光について解説します。

 

私たちの世界では光源は一種類とは限りません。室内であれば幾つかの照明に照らされて光と影も複雑な表情を形成します。

ですが1種類であっても単に光源からの光と影だけが生れるわけではありません。

光が物に反射して、下方向から再度世界を照らすのです。

 

太陽光の場合も同様です。地面などにあたった強烈な光は反射して物体を弱い光で照らします。

それを表現するのが、この絵のような影にかかった青い光です。

ちなみに青い色は青空の色が反射しているのだそうです。(詳しく調べると奥が深いのです)

夕焼けになると赤が混じるため影に紫色が混じってくるのです。

白い蛍光灯の下でも当然、反射光は発生しますが、環境光の色は青みは含まないため白い反射光に照らされます。

 

ですがイラストでは青みが入った反射光を入れることで屋外の晴天感がなんかでる!

というなんとなく感でw青を入れる人は多いと思います。

 

自分も背景が無い場合の絵ではたいてい青を軽く影の反射光に入れてます

 

 

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さて、髪の着色です。

 

上の画像はもう影まで塗ってますが一応、ベースの髪色と影はレイヤー分けしてます。

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↑ハイライトを乗せます。

自分は正直言うと、あまりこういう美少女系の絵を描かないので苦手です。

苦手というかセオリーを知らないので自己流でやってます。

レイヤーわけしたら明るめの色で光が当たって明るくなった髪をぬります。

さらにレイヤー分けして、レイヤーの設定を『発光』にします。

あとは光らせたい個所をエアブラシツールとかで塗ったり、筆ツールでもいいです。

筆ツール使って、馴染ませるためぼかしツール使うのも効果的だと思います。

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目はこんな感じにピンクでベースを塗りました。

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瞳を描きこんで、あとは肌や髪と同じく、影とハイライトを入れます!

目には発光はつかってないですね。

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服です。このあたりから塗ってて、めんどくさいなあ~って思い始めるところですw

服は細かいからね・・。

それと、今気づいたのですが上着は黄色いので裏地も黄色くないとおかしいですね。

そこは大目にみてやってください・・w

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服を塗った後、上着が地味だったのでサクラ模様でも入れようと思いました。

で、一番簡単な方法としてレイヤーわけて、ぱぱっと描きました!

しかし、あとから描いたので影が無く、模様だけ浮いてますね。

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↑そこでこの花柄を描いたレイヤーの合成モードを変更してやります。

ちょっと見にくいですが左上の合成モードってところを乗算に変更してやります。

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↑すると、レイヤーは分かれたままの状態を保持してますが 、花柄は一つ下の

レイヤーと融合したような効果を生み出します。

 

個人的にこの機能で一番役立つと感じるのは影の部分が馴染んでくれることです。

 

黄色の上着にはあらかじめ影がもう描いてあるのですがその上のレイヤーに描いた花柄なのでせっかくの影は花柄には乗らず、柄だけ浮いてしまうのですが乗算機能を使うと下のレイヤーの影の下に入り込むように花柄が表示されるのです。

実際には下の色と重なり合って溶け込むような処理になってるようですが、とにかく便利。ただ、柄に使用した色は乗算処理の過程で元の色からかなり暗くなるのでそれを計算して明るめの色で描くといいです。

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はい、というわけでヘッダー画像で解説?する簡単すぎるお絵かき講座でしたw

 

自分でも改めてこう説明するとわかってくる部分もあるので面白かったですし継続していく意義もあると感じたのでこれからもやっていこうかと思います!

 

それでは皆様またお会いしましょう!

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